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狐「今からずっと、わたしがお姉ちゃんになってあげるよ」


 初代スレの単発のお話。
 載っていない分は、「作者別」に置いてあります。
 抜けてる箇所や、おかしい所があれば連絡下さい。

 尚、誤字と思しき所は修正しています。


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 07:06:32.79 ID:O5xuiKSsO
姉 「渡るの!?これ、渡るの!?ねぇ!信号!信号渡る!?」
弟 「あぁ、渡るよ」
姉 「本当!?大丈夫なの!?赤じゃない!?」
弟 「あぁ、青だから大丈夫だよ」
姉 「そうかぁ!私狐だから!狐だから色わかんないから!」
弟 「そうだね。わからないね」
姉 「うん!でも青なんだ!そうなんだぁ!じゃぁ渡っていいんだよね!」
弟 「そうだよ。渡っていいんだよ」
姉 「よかったぁ!じゃぁ渡ろうね!信号渡ろう!」
弟 「うん、渡ろうね」
姉 「あぁ!信号青だから信号渡れるね!ね、弟くん!」
弟 「うん。前見てていいよ」
姉 「あぁー弟くんと私は今信号を渡っているよー!気をつけようねぇー!」








35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 07:59:21.73 ID:3honBBie0
弟「お姉ちゃん大好き」
姉「私も大好き」
弟「ボクはもっと大好き」
姉「じゃあもっともっと大好き」
弟「じゃあもっともっとも〜〜〜っと大好き」
姉「それならこっちは『おねえちゃん大好き』で対抗〜っと」
弟「ずるいよ!こっちはスーパー大好きだもん!」
姉「じゃあスーパースーパー大好きよ」
弟「そんなのないよ!」
姉「ハイパー大好きとも言おうかな」
弟「お姉ちゃんがハイパー大好き使えるならボクはスーパーハイパー大好きが使えるもん」
姉「お姉ちゃんはエンドレス大好きを持ってるからさすがに無限には勝てないでしょ?」
弟「無限にだって負けないもん」
姉「本当に?」
弟「スペシャル本当」
姉「なによそれ」
弟「必殺技」
姉「お姉ちゃん殺されちゃうの?」
弟「何回死んでもボクのお姉ちゃんだから大丈夫だよ」
姉「じゃあ弟ちゃんは何回生まれてもお姉ちゃんの弟ね」
弟「本当?」
姉「本当よ」
弟「うれしい!お姉ちゃんだ〜い好き」
姉「私もだ〜い好き」

117 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 19:28:13.74 ID:3honBBie0
>112を見てこういう妄想をした(もしも店員さんが空気を読んだら
弟「きつねうどん食べたいな」
姉「えっ!」
弟「お姉ちゃんもきつねうどん食べたいよね?(うるうる)」
姉「あ・・うん!きつねうどんって何が入ってるうどんでしょうかっ」
店員「きつねです(棒読み)」
姉「!」
弟「あれってきつねだったんだ」
姉「!!??!!?!」
店員「おいしいですよ(笑いをこらえながら)」

・・・実は俺がきつねうどんを知らないころ本当にされた事だなんて言えない










200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/01(土) 22:59:23.15 ID:ypDPnwNs0
弟「夜だから、寝ないと」
姉「もう少し起きていたいのです」
弟「お姉ちゃんそう言っていつも朝寝坊する」
姉「弟は意地悪だ。じゃあ一緒に寝よう」
弟「この歳でそれは恥ずかしいよ…」
姉「なら寝ません」
弟「じゃあ、今日だけだよ?」
姉「♪」








223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 00:43:05.87 ID:dGGCJQTMO
弟「あ…弁当忘れちゃった」
弟「……購買行くにもお金は無いし……」
弟「うぅ〜……餓え死ぬ……」
姉「キョロキョロ」
弟「あ…お姉ちゃん」
姉「お、いたいた弟よ〜」
弟「どうしたの?お姉ちゃん」
姉「いやあ、可愛い弟が餓え死に寸前だって感じたからね」
弟「感じたって……お姉ちゃんエスパーじゃないんだから…」
姉「あ、信じてないよ…ならいいよ?このお稲荷弁当はお姉ちゃんだけで食べるから」
弟「ごめんなさい、エスパーお姉ちゃん」
姉「ふふふ、苦しゅうない苦しゅうない」
姉「でも罰として、私にあ〜んして食べさせること」
弟「wwわかったよ」
弟「はいお姉ちゃん、あ〜ん」
姉「あ〜ん…パクパク」
姉「すっごく美味しいよw弟もあ〜んされたい?」
弟「ぜひっ!!」
姉「しかしここでチャイム」
きんこんかん
弟「orz」
姉「しょんぼりしないで弟」
姉「また一緒に食べよ?」
弟「そうだね」

236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 01:46:51.06 ID:dGGCJQTMO
姉「プリンをたべたな〜?……」
弟「う…しらないよ?」
姉「……本当に?」
弟「本当だよ」
姉「わかった……ちょっと待っててよ?」
バタバタ
弟「?」
バタバタ
姉「お待たせ…はい」弟「え?これは?」
姉「油揚げだよ」
弟「なんで油揚げ……」
姉「いいからちゃんと持っててね」
姉「んっんっ…これから弟容疑者の尋問を始めます…」
弟「お姉ちゃん尋問って…」
姉「静粛に…貴方は昨日お姉ちゃんが買ってきたプリンを食べましたね?」
弟「……いいえ」
………ぷくぅ
弟「!!!油揚げが膨れた…??」
姉「これで決まりです…弟…貴方を犯人ですよ」
弟「……ごめんねお姉ちゃん…もう今度から食べないから許して…ね……?(うるうるした目で上目遣い)」
姉「!!」
姉「ん〜しょうがないな〜可愛いから許すよ〜〜」
弟「ありがとうお姉ちゃん!」
姉「で!も!ちゃんとプリンと油揚げ買ってきてね?」
弟「はい……」
弟「そういえば…油揚げが膨れたけど…なんで膨れたんだろう…」
姉「ニヤニヤ計画どうり……」

249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 02:24:09.65 ID:dGGCJQTMO
ギシギシ……キィ…
弟「ん〜……むにゃむにゃ」
ギシ…ギシ
弟「ん?……お姉…ちゃん?」
弟「あれ?……誰もいないや……気のせいか…寝よう…」
姉「………ごめんね弟〜お姉ちゃんね〜我慢出来なくなっちゃった…」
カチャカチャ
姉「人が火傷したところってね〜美味しいんだよ〜……」
カチャカチャ…ボッ…
姉「だから大好きな弟の火傷を全部お姉ちゃんが食べてあげるよ……」
ひょい…………………………………………………………
昨夜、こちらの民家で大規模な火災が発生
消防署の決死の働きにより火は消え
幸いにも周囲の民家に飛び火することはありませんでしたが
火災が発生した民家では少年一人が死亡、少年の姉が行方不明となっており…………………

388 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 13:37:49.41 ID:dGGCJQTMO
姉「ときに弟よ、妹が欲しくないかい?」
弟「唐突だねお姉ちゃん…欲しくないといったら嘘になるかな」
弟「でもなんで欲しいの?」
姉「今日さ公園で遊んでたら、可愛い女の子が一緒にまじってきたんだよ」
弟「お姉ちゃん…いい年して公園で遊ばないでよ……しかも一人で………」
姉「すっごく楽しくよ?…そっか弟はお姉ちゃんが一人で遊んでるから寂しいんだね?」
弟「べ…別に寂しくなんか…というかその女の子とはどうなったの?」
姉「話をそらされたよ…んっとね、たくさん遊んでお喋りしたんだ〜それが可愛くて可愛くて〜」
弟「よかったねお姉ちゃん」
姉「うん!あまりにも可愛いもんだから弟にも見てもらおうと思ってね」
弟「………!まさかお姉ちゃん……」
姉「じゃ〜ん!ね?可愛いでしょ?妹ちゃんこの子が弟だよ」
妹「ガクガクブルブルこ……こんにちは……」
弟「なんという誘拐…みただけでわかってしまった……これは間違いなく捕まる……」
姉「?どうしたの弟」
弟「すぐに親御さんの元に帰してきなさい!!」
姉「え〜?……」
弟「お姉ちゃん…これは洒落にならないよ……」
姉「も〜〜……わかったよ………可愛いのに…」
〜帰した後〜
弟「お姉ちゃん……・









257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 02:48:11.21 ID:Ik2ADo/KO
姉「ねむいのです…」
弟「まだ夜の八時だけど」
姉「今日はおひるねしてないから」
弟「学校あるのにどうやっておひるね?」
姉「お昼にねたら、おひるねだよ」
弟「こら、授業中ねちゃだめ」
姉「おこられた」
弟「おこってないよ」
姉「そうか、お姉ちゃん安心」
弟「でももうねちゃだめ」
姉「でもでもねむくなるよ」
弟「でもでもでも授業は聞かなきゃだめ」
姉「じゃあもうねる」
弟「うん、おやすみ」
姉「いっしょに!」
弟「なにを?」
姉「いっしょにねよ」
弟「僕はねむくありませんよ」
姉「お姉ちゃんねるから弟もねるの」
弟「まだ八時だよ」
姉「ちがうよ、もう零時だよ」
弟「あれ?さっきは八時だったのになあ」
姉「もうねよ、お姉ちゃんといっしょにねよう」
弟「あれ?なんだか眠くなって来たぞ?」
姉「ねようねー」
弟「わかったー」










349 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 11:51:40.63 ID:ctMgvHkn0
姉「ふかぶかとさしこんでください、ひぃっ」
弟「お姉ちゃんどうしたの!」
姉「き、きもちいすぎるのです・・・」
弟「お姉ちゃんお姉ちゃん!」
姉「はっ!ゆめか・・・」
弟「どんな夢みていたの」
姉「すてきなゆめです」

358 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 12:03:58.37 ID:ctMgvHkn0
姉「この髪型がサザエさんみてーだと?」
弟「いきなりどうしたの」
姉「まんがのまねです」
弟「お姉ちゃ〜ん(抱)」
姉「いきなりどうしましたか」
弟「ふかふかでお母さんみたい」
姉「お姉ちゃんがお母さんみてーだと?」
弟「使い方まちがってるよ」

366 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 12:29:14.82 ID:ctMgvHkn0
姉「お姉ちゃんはもうさよならです」
弟「えっ!」
姉「狐になるから弟とは暮らせません」
弟「いやだよ狐にならないで」
姉「むりです」
弟「いかないでおねえちゃん!!」

姉「弟泣かないで」
弟「夢・・・?」
姉「怖い夢を見ましたか?」
弟「うんもう忘れちゃった」
姉「そうですか」

372 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 12:40:35.15 ID:ctMgvHkn0
狐「コーン」
姉「コーン」
弟「なにしてるの?」
姉「はっ!」
弟「狐かわいいね」
狐「コーン」
弟「コーン」
姉「コ、コーン」
弟「コーン!」
姉「コーン!」
狐「コーン」
通りすがりのVIPPER「コーンwwwwwwwwwwwww」
狐・姉・弟「・・・」

409 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 14:30:27.87 ID:ctMgvHkn0
ふかぶか夫「児戯にひとしい」
姉「どなたですか?ふかぶかおじぎ」
弟「ふかぶかおじぎ」

413 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 14:52:51.41 ID:ctMgvHkn0
姉「弟キスしよう」
弟「ダメだよ姉弟だから」
姉「このマンガには弟が一番よろこぶことって書いてあった」
弟「それはちがっ・・・んむ」
姉「れろれろ・・・そのあとはこうするともっと喜ぶって書いてあった」
弟「あっん・・・だめ・・・」
姉「ふかぶかおじぎ」
弟「きゃー」








353 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 11:59:19.79 ID:J2KbcZlQ0
姉「よいしょ、よいしょ」
弟「何してるの?お姉ちゃん」
妹「学校へ行く準備です。弟も早く準備しないと遅刻する」
弟「今日は日曜日だよ?」
姉「そうだよ」
弟「学校はお休みだよ?」
姉「なんだってー。じゃ、じゃあ月曜日は?」
弟「学校に決まってるじゃない」
姉「うぅ、茨海学校と違うー」
弟「もう少し寝ているね」
姉「お姉ちゃんも寝るのです。えいっ」
弟「わわ、抱きつかないで」









368 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 12:37:33.11 ID:D2vbSHNRO
男「見つけたぞ。人をたぶらかす狐め」
弟「なにこの人。怖いよお姉ちゃん」
姉「大丈夫」
男「少年、その狐から離れなさい」
弟「お姉ちゃんを狐なんて言うな」
男「君は騙されているんだ」
弟「嘘つき。この悪者め」
男「思い出せ。君には姉などいない」
弟「うるさいうるさい。お姉ちゃん帰ろう」
男「大した洗脳ぶりだ。そんな純朴な少年を騙すとは随分と非道な狐よ」
姉「……」
弟「お姉ちゃん、早く。早く帰ろう」

383 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 13:10:12.96 ID:D2vbSHNRO
>>368
男「狐よ。おまえに良心が欠片でもあるならば、その少年を解放してやれ。今ならば見逃してやろう」
弟「悪者め。これ以上お姉ちゃんをいじめたらゆるさないぞ」
姉「……弟、ちょっとだけおやすみ」
弟「お姉ちゃん?……くーくー……」
姉「これで話しやすくなったな、人間」
男「化けの皮が剥がれたな、妖狐が」
姉「貴様の狙いは私の首か?」
男「必要とあらば取る。その少年を解放するなら別だが」
姉「残念だったな。私の弟を渡すわけにはいかない」
男「そうか。ならば死ね」


弟「……あれ?ぼくの家?」
姉「もー、遊んでる間に寝ちゃって」
弟「あ、そうだった」
姉「ごはんたべる?」
弟「うん」

509 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 19:21:31.77 ID:D2vbSHNRO
>>383
女「弟くん」
弟「えっ、だれ」
女「今は話している時間は無いわ。少し眠ってね」
弟「むぐ」


弟「……あれ、ここどこ?」
女「目が覚めた?」
弟「さっきの人。ここどこ、お姉ちゃんは?」
女「ここは病院。君は入院したの」
弟「変なこと言わないで。僕は怪我も病気も無い」
女「病気なのは君の心よ」
弟「違う違う。助けてお姉ちゃん」
女(……本当に心の底から操られてるのね)








382 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 13:07:17.11 ID:8MXciFlsO
弟「とんがり?」

姉「コーン!!!」








410 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 14:37:29.94 ID:UitT6ZyHO
姉「ぶーん」
弟「お姉ちゃん何してるの?」
姉「ぶーん」
弟「ねぇ!!」
姉「あ、弟!一緒にぶーんしようではないか?」
弟「何で?」
姉「空を飛べるはずさ」
弟「また変なの見たでしょ?」
姉「アーアー聞こえない」









411 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 14:38:01.46 ID:fvNciX7y0
姉「・・・」
弟「すーすー」

姉「これを使えば・・・」
弟「すーすー」
姉「・・・」
弟「うーん・・・むにゃむにゃ・・・」
姉「・・・でも」

弟「すーすー」
姉「・・・ねよう」








418 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 15:18:32.77 ID:xMdlh6Jv0
姉「どっかの国だとタマキン握りつぶされると霊魂もパチンッといっちゃうらしいよ」

419 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 15:19:53.53 ID:ctMgvHkn0
>>418
弟「ノーシスだねお姉ちゃん」








562 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 21:06:36.08 ID:jlb766SGO
姉「こんこんきつねさん。油あげですよ」
弟「わあ、お姉ちゃんがよぶとたくさんくるね」
姉「えっへん」
弟「弟の僕もえっへん」
姉「動物には優しくしないとね」
弟「僕動物大好きだよ!とくに犬!」
姉「犬はいいの」
弟「?」
姉「犬はいいの」








565 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 21:07:15.82 ID:G4lE1Jn5O
弟「今日のお昼はカップ麺です」
姉「ずいぶん簡単です」
弟「すみません ふかぶかおじぎ」
姉「構いません ふかぶかおじぎ」

弟「お姉ちゃんは油揚げが好きなので赤いきつねでいいですか?」
姉「お姉ちゃんは油揚げが好きなので赤いきつねがいいです」
弟「そうですか なら僕は緑のたぬきを食べます」
姉「弟は緑のたぬきを食べるのですか?」
弟「はい」
姉「なら私と交換してください
弟がたぬきを食べるのはイヤです」
弟「変なお姉ちゃん」
姉「えへへ〜」
弟「えへへ〜」

姉「つるつる おいしいですね」
弟「ねー」
弟「つるつる あったまりますね」
姉「ねー」

576 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 21:17:58.56 ID:G4lE1Jn5O
弟「お姉ちゃん 布団の上に葉っぱをまかないでください」
姉「これはただの葉っぱではありません」
弟「でも葉っぱは布団を汚します 片づけてください」
姉「ここにはふかふかの布団があるだけです」
弟「あれ? さっきの葉っぱはどこに行きました?」
姉「葉っぱなんかなかったです 一緒に寝ましょう弟」
弟「うん 寝ましょう」

弟「布団ふかふか〜」
姉「弟ふかふか〜」
弟「む〜」

581 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 21:28:18.00 ID:G4lE1Jn5O
弟「あっ…」
姉「どうかしましたか?」
弟「包丁で指を切ってしまいました」
姉「なんですと お姉ちゃんに見せなさい」

弟「血が出て少し痛いです」
姉「これぐらいならお姉ちゃんが舐めれば治ります」
弟「お姉ちゃん恥ずかしいからやめてください」
姉「チロチロ、 ほら治りました」
弟「あっ ホントだ治りました
ありがとうございます ふかぶかおじぎ」
姉「ふかぶかおじぎ」
弟「でも指は洗います」
姉「む〜」








567 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 21:08:06.12 ID:pc2q5octO
姉「宿題なんかしてないで、お姉ちゃんと遊んで下さい」
弟「お姉ちゃんはもう終わったの?」
姉「まだです」
弟「早くやらないとダメだよ」
姉「うう、弟は意地悪」
弟「二人でやろうね」
姉「やろうやろう。二人でやればなんでも楽しい」
弟「抱きつかないでー」

612 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 22:27:08.66 ID:pc2q5octO
弟「よふかしかしたから眠いや」
姉「いんがおーほー」
弟「なにそれ」
姉「わるいこてをした人には、わるいことがおこるのです」
弟「そうなんだ、さすがお姉ちゃん。物知り」
姉「えっへん。でもかわいそうだからいっしょに寝てあげる」
弟「あうー」

618 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 22:37:07.80 ID:pc2q5octO
弟「ガリガリ」
姉「なにしてるの?」
弟「明日はテストだから、お勉強しないと」
姉「100点とれますか」
弟「そんなのは天才さんぐらいなのです。でも頑張ります」
姉「いっしょうけんめい勉強できるよう、おうえんします」
弟「お姉ちゃんも勉強しなくちゃ、だめ」
姉「ちえっ」








619 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 22:43:41.29 ID:g1KHgJFR0
弟「すぅ、すぅ」
姉「くー、くー」
弟「すぴー、すぴー……お姉ちゃん」
姉「なんだか呼ばれた気がしたので起きました」
弟「ねむねむ」
姉「弟は寝てるね」
弟「むにゃ、むにゃ、お姉ちゃん、お姉ちゃん。すー」
姉「お姉ちゃんはずっと弟のお姉ちゃんなので、そんなに呼ばなくてもだいじょうぶなんです」

姉「おやすみなさい弟。ふかぶかおじぎ」

弟「お姉ちゃん、くかー、くかー」

654 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 23:48:47.05 ID:g1KHgJFR0
弟「お姉ちゃんお姉ちゃん」
姉「びくり」
弟「お姉ちゃんまだ起きてたの、夜更かしは身体に悪いよ」
姉「お姉ちゃんはお姉ちゃんだからいいのです」
弟「意味が分かりません」
姉「分かりませんか」
弟「分からないので寝ましょう」
姉「いやです。弟は先に寝ててください」
弟「なんだか今日はお姉ちゃんと一緒に寝たい気分なので嫌です」
姉「それは困りました」
弟「困るんですか」
姉「困るんです。ふかぶかおじぎ」
弟「ふかぶかおじぎ。なんでおじぎ? あれ、なんだか眠くなってきた」
姉「眠かったら寝るのがいいのです」
弟「そうだね、おやすみお姉ちゃん」

姉「わたしはずっとお姉ちゃんだよ、ふかぶかおじぎ」

弟「……お姉ちゃんふかふか」








626 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/02(日) 22:53:58.96 ID:zkuCM61iO
姉「きょうは弟のおたんじょうびだからお稲荷さん作ります」
弟「覚えてくれてたんだ… ちょっと意外」
姉「わたしはかわいい弟の姉ですから」
弟「これはまさかのふかぶかおじぎ」

弟「では学校に行ってきます 」
姉「あまり遅いと学校に向かいに行っちゃうからね」
弟「今日はあまり遅くならないから平気だよ」
姉「ならよかった 気をつけていってらっしゃいませ」

弟「うん。行ってきまーす」




姉「弟帰ってくるのおそいなぁ… 学校から帰ってくるだけのはずなのにな…」




弟「僕としたことが学校に忘れ物をしてしまった 早く帰らないとお姉ちゃんが心配するな…」


近づく別れの刻








660 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 00:14:23.58 ID:msxg0Gg5O
弟「仮定法が意味不明です。パターンが多すぎます」
姉「そんな弟に差し入れだー」
弟「わ、お稲荷さん」
姉「これでがんばってください」
弟「ありがとうございます。ふかぶかおじぎ」
姉「ふかぶかおじぎ」








696 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 02:11:15.37 ID:QrPENFoHO
姉「ぐーぐー」
弟「ぐーぐー」
姉「にやにや」
弟「にやにや」
姉「うふふふ」
弟「うふふふ」

姉「たのしいゆめをみました」
弟「ぼくもです」
姉「でも、内容はわすれちゃいました、えへへー」
弟「ぼくもです、えへへー」








697 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 02:14:15.60 ID:L/ZP0b1J0
姉「風邪がちっとも良くなりませんね」
弟「食欲がありません」
姉「じゃあ膝枕で食べさせてあげます」
弟「ちょっと恥ずかしいです」
姉「二人きりだから平気です。体をちょっと起こしましょう。はい、あーん」
弟「はい、あーん。もぐもぐ。おかゆ美味しいです」
姉「腕によりをかけてみました」
弟「なるほど納得です。それより」
姉「やぶからぼうになんですか」
弟「さっきから首の周りがふさふさふかふかで気持ちいいのです。
  マフラーを巻いてるみたいであったかいです。なんででしょう?もぐもぐ」
姉「さぁ、なんででしょうね。でもあったかそうで良かったです。
  早く風邪を治してお外で遊びましょう」

833 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 10:37:13.65 ID:L/ZP0b1J0
姉「やっと起きました。ふかぶかおじぎ」
オレ「おそようございます。ふかぶかおじぎ」
姉「仕事はいいのですか?」
オレ「昨日で退職しましたよ」
姉「じゃあ今日は一緒に遊べますね。わーい」
オレ「就職活動をしなければいけません」
姉「しょんぼりです」
オレ「でも今日は就職活動もお休みです」








700 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 02:24:10.53 ID:2U5WgcLx0
弟「お姉ちゃん、ご飯できたよー」
弟「あれ?お姉ちゃんいないなぁ…」
弟「お腹が空いたらひょっこり帰ってくるよね。それまで待ってよう」

姉「ごめんね…お姉ちゃん約束守れなくて…」
姉「今までホントに楽しかったです…ありがと弟…」

弟「あれ…?僕何してたんだっけ?」
弟「あ!そうだ、これからご飯にするんだった」
弟「でも何でお茶碗が二人分あるんだろう?」
弟「それに…何だろう…この悲しい気持ち…」
弟「なん…で…涙が…止まら…ないんだろう…」

姉「ばい…ばい…弟…お世話になりました…ふかぶかおじぎ…」

708 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 02:54:14.94 ID:2U5WgcLx0
姉「弟ー朝だよー起きてー」
弟「うーん…あれっ…夢か…よかったー」
姉「どうしたの?」
弟「何でもないよ…それより朝ごはん作らなきゃね」
姉「あ、そうだ。ご飯できたから起こしにきたのです」
弟「それじゃあ顔洗ったら直ぐに行くからお姉ちゃんは先に行ってて」
姉「うん!それじゃあ先に行ってるねー」
弟「あ、お姉ちゃん…」
姉「ん、なあに?」
弟「お姉ちゃんはずっと僕のお姉ちゃんだよね?居なくなったりしないよね…?」
姉「当たり前だよ!お姉ちゃんはずーーーーっと弟のお姉ちゃんだよ!」
弟「お姉ちゃん約束だよ」
姉「約束されました!だから早くご飯にしよー」

弟「ありがとう…お姉ちゃん…ふかぶかおじぎ」








729 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 04:17:13.92 ID:OLjrgQhbO
弟「夜は怖いな」
姉「弟は怖がりさんだね」
弟「うん、なんだか寂しくなるんだ」
姉「どうして寂しくなるの?」
弟「なんだか独りぼっちな気分になるんだ」
姉「弟は独りぼっちじゃないわ。私がいるもの」
弟「そうだね、僕独りぼっちじゃないね」
姉「安心した?」
弟「うん。安心したら眠くなったよ。おやすみなさい。ふかぶかおじぎ」
姉「おやすみなさい。ふかぶかおじぎ」








826 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 09:48:03.49 ID:JRTYNb00O
姉 「起きてください‥ 弟クン」
弟 「ん〜。。。
えっ??ココどこ?」
姉 「‥‥少しは‥力になれたでしょうか?」
弟 「‥‥‥えっ?」
姉 「‥‥いままでのことは‥。おぼえていますか?」
弟 「えっ?うん。毎日お姉ちゃんと‥
姉 「そうじゃないんです。‥‥オトウサンとオカアサンの‥」

弟 「僕の‥オトウサンとオカアサンは事故で‥それで、僕は‥
姉 「‥‥思い出せましたか?」
弟 「僕は‥‥自分で命を‥‥。」
姉 「ごめんなさい。騙していたわけではないのです‥‥。
ただ‥あまりにも辛い人生を見ていられなくて‥少しでも力になれればって‥お祈りしてたら神様が叶えてくれて‥それで‥」
弟「‥‥」
姉「ごめんなさい‥もう時間があまり無いんです‥」
弟「‥お姉ちゃん!?」弟「嫌だよ‥」
姉 「今も神様に無理を言ってこうして会ってます。そのぶんの代価はいりますが‥」
弟「‥‥‥代価?」
姉 「私の‥‥イノチです」
弟 「そんな‥ごめんね。ごめんね。」
姉「大丈夫です、泣かないで。またいつか会えます。それと最後にお願いがあります‥少しだけ目を閉じてくれますか‥?」
弟「‥うん」
姉 「ずいぶん悲しい思いをしましたね。あなたと出会えてよかった。心を癒してもらってたのは私だったかも。ふかぶかおじぎ」

弟「大丈夫、もう逃げないよ。次に会えたら僕は‥―――








845 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 11:53:24.69 ID:5GMFRuSZO
弟「あらいーぐーままままままままま」
狐「まんとーひーひひひひひひひひひ」
弟「ひとこぶらくだだだだだだだだだ」
狐「だっくすふーんーどっ」
弟「えへへー」
狐「ふふふー」

弟「ねぇお姉ちゃんんんんんんんんんっ」
狐「なにおーとうととととととととと」
弟「だーいーすーききききききききき!」
狐「お姉ーちゃんもももももももももっ」
弟「えへへー」
狐「ふふふー」








846 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 11:55:10.08 ID:tE/HDv1kO
弟「ぬるぽ」


姉「ふさっ」


弟「へくしっ」








854 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 12:24:38.26 ID:K20cE7owO
弟「今日は健康診断です」
姉「今日は学校に行きません」
弟「どうしましたか?お稲荷さんの食べすぎを気にしてもしょうがないですよ」
姉「弟は意地悪です、もうお稲荷さんを作ってあげません」
弟「それは困りました、ごめんなさい。ふかぶかおじぎ」
姉「許してあげます。ふかぶかおじぎ」
弟「ところで、お姉ちゃんは何故健康診断を受けたく無いのですか?」
姉「乙女の事情です。」
弟「後ろに回した手にお稲荷さんを握っていては、説得力がありません」








881 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 13:33:42.47 ID:oGp0IxMFO
(^o^) おはようございます

弟「うーん…」

(^o^) 起きてください

弟「だれですか訴えますよ」

(^o^) お姉ちゃんですコンコン

弟「何のようですか」

姉「騙されてはいけません弟」ガラッ

弟「あれれお姉ちゃんが二人も」

(^o^) くそう生きていたのかこうなったら ゆけっおまえたち

(^p^)^p^) キーww

姉「くっ…」








935 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 15:38:58.75 ID:Uq7qfUYgO
弟「お姉ちゃんは可愛いね」
姉「えへへ。誉めても何も出ないよ。えへへ」
弟「可愛い尻尾が出てるよ。ふさふさ」
姉「わっ。尻尾は隠します。これで何も出ません」
弟「尻尾が生えたお姉ちゃんも可愛かったよ」
姉「えへへ」
弟「今度は耳が出てきた。もふもふ」
姉「わわっ」








937 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 15:48:47.40 ID:DyhXz+Sc0
狐「出会いがあれば別れがあります」
弟「いきなりどうしのお姉ちゃん」
狐「別れてしまってもお姉ちゃんと弟はあなたの心の中にいます」
弟「寂しくなったら思い出してくださいね」
狐・弟「ふかぶかおじぎ」








949 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 16:46:25.21 ID:ohGb5lChO
姉「私がいなくなっても上手にお稲荷さん作れますか?」
弟「いきなりどうしたのお姉ちゃん」
姉「朝寝坊しちゃダメですよ」
弟「うん」
姉「お稲荷さんにおしょうゆつけちゃダメですよ」
弟「う、うん」
姉「分かってればいいのです。お休みなさい。ふかぶかおじぎ」
弟「お休みなさい。ふかぶかおじぎ」


姉「さよなら弟。今まで楽しかったのです。ふかぶかおじぎ」


弟「…おはよ…あれ?お姉ちゃん?どこに行ったの?」
弟「あれ?お姉ちゃんなんて僕にいたっけ?」
弟「……まあいいや。学校行かなきゃ」


姉「今日から皆さんの先生になる姉です。姉先生と呼んで下さい。ふかぶかおじぎ」
弟「…お姉…ちゃん…?」


勢いだけでやってしまった
申し訳ない







974 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/03/03(月) 18:28:11.61 ID:usOjKkgl0
姉「稲荷寿司にも飽きたかと思ったので新しいものを作りました」
弟「カラッと揚がってるけどこれは何?」
姉「油揚げの中に納豆を入れてカラッと揚げたのです」
弟「少し焦げてるね」
姉「初めてなので少し揚げ過ぎちゃいました」
弟「でも、すっごく美味しいよ」

弟「ごちそうさまでした、ふかぶかおじぎ」
姉「ごちそうさまでした、ふかぶかおじぎ」










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